ご無沙汰しております。院長です。
月日がたつのがとても早く、久しぶりの投稿になりました。
おかげさまで今年2月に開院4周年となりました。
新型コロナウィルスの緊急事態宣言中に開院し、4年前と現在とでは様々なことが変わって
しまいました。
当たり前だったことが当たり前ではなくなり、人々の生活も医療体制もめまぐるしく変化しました。
となると、30年後の医療は一体どうなっているのだろうと、少しのわくわくと少しの不安が入り混じった気持ちになります。新たな感染症が流行しているのでしょうか。
人口の減少でロボットによる医療分業がさらに進んでいるのでしょうか。
宇宙旅行が普通にできる時代になり、船医ならぬ宇宙船医の仕事が始まるのでしょうか。
逆にこの先の未来も変わらないものはなにか。
それは医療・介護・福祉サービスを提供する者が、患者さんの声に耳を傾け、その気持ちをわかろうとする姿勢、なにかできることはあるか諦めずに考え、提案し続ける信念がとても大事であるということです。
開院してからの4年間、患者さんは千差万別、1例として同じ症例はありませんでした。
同じ疾患でも患者さんそれぞれに様々な背景や悩みがあり、希望通りの在宅療養をしていくためには途中で様々な課題が生じてきます。
その課題を一つ一つ解決していくためには私たちが確固たる信念を持ち、患者さんに本気で向かい合おうとする姿勢が必要不可欠です。
私たちはこれからも変わらずこの姿勢、この信念を持ち走り続けていきたいと思っています。
その先の未来がどんなものであっても。